「良いデザイン」
それはまさしく、クライアントの方とお話をするところからはじまります。「オーダーメイドなデザイン」といえば分かりやすいかもしれません。
洋服をオーダーメイドするときは、何ヵ所も丁寧に採寸します。
デザインも同じように、その方に最も合うものを作るために何度も話し合いを重ねます。そうして、「どのようにしていこうか？」とおたずねし
「こんなことを表現したい」をお聞きする。
クライアントの方が大切にしていることを受けとり、
オーダーメイドのようにその方にとって最適なデザインを「一緒に作る」ことを、
私は大切にしています。

私のデザインの道は、小さなころ、楽しんで描いた絵を友人に贈り、
喜んでもらえたことからはじまりました。
「私が楽しく表現することで、誰かの幸せにつなげたい」
その想いは今もずっと変わらず、クライアントの方や
その先にいるデザインに触れた方が喜んでくださることが、私の喜びでもあります。
だから、ひとつひとつ丁寧にクライアントの方と向き合い
「その方にとっての最適」を楽しみながら探しています。

「その方にとっての最適」を探すことが大切だから、
時にはデザインという枠組みを越えて企画や行動まで広げて考えます。広告デザイン事務所では、企画の捉え方や情報整理。
WEBデザイン・ブランディングの会社では、
使いやすいWEBサイトの知見や価値を高めるデザインの考え方。
化粧品ブランドでは、ブランドの個性を表現することと、
市場に基づいた販売戦略や商品開発のフロー。これまでのあらゆる経験を糧にして、
「さらに最適に近づける方法」を一緒に探していきます。
たとえば、「たくさんの人に見てもらうために、パンフレットを作りたい」というご相談に対して
「パッケージデザインの変更や、WEBショップの立ち上げも視野にいれられますか？」という感じで。

「一緒に作る」ことは、「ひとりで作る」よりもたくさんの可能性が詰まっています。
「どのようにしていこうか？」と問い続け、
「こんなことを表現したい」を受け取り続けること。
コミュニケーションと対話を繰り返すことで、
様々な人の未来につなげるお手伝いをしてきました。だから、これまでの経験すべてが、
一緒につくる「オーダーメイドなデザイン」につながっていると自負しています。そして、これからも繋がっていくはずです。
たとえば、このメッセージをご覧のあなたへも。あなたのお話を、ぜひ聞かせてください。
お話するといろんな発見があり、楽しいですね。